まいど!シンガーの北如来那(きたゆきな)です!
突然ですが・・・・「ライブのMCをどうしたらいいのかわからない」って思ってませんか?
私も高校生の時は全然MCができなくてずっと悩んでいました。
ライブの日程が決まった!やる曲も決まった!
よし、MCではメンバー紹介と、曲の紹介と・・・あれ、何を話せばいいんだろう?
ライブ当日になってしどろもどろ。。。
当時の私はこんな感じです。
でも今は、MCについて真剣に考えて、練習をした結果
「MCが安定していて演奏が安心して聴ける」
「あなたのMCおもしろいね」
「思わず投げ銭しちゃったよ」
そんな感想を多くいただけるようになりました。(もっと演奏もほめてほしいけど!笑)
実はライブのMCにはコツがあります!困ったらこれをやればMCに困ることはない!そんなことを今回はお話しします。
MC恐怖症を治す秘訣を教えちゃいます!
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Step1:曲とMCを含めた全体の流れを考える
話す内容が思い浮かばないのはMCと曲がバラバラになって一つのステージとしてイメージできていないことが原因です。
なので、まずやって欲しいことは、曲もMCも含めて全体の流れを考えることです。
たとえば
「ライブの持ち時間が30分に決まった!」
「5曲やろう!」
「曲順はこの順番だ!」
「MCはこれを話そう!」
ではどこで何を話すかがわからなくなり、結果グダグダになってしまいます。
なので、ライブの流れを想像してMCを考えていくんです。
- 曲を決める
- 曲順を決める
- MCをどこに入れるか決める
こんな流れですね。
たとえば次のように想像してください。
目の前にお客さんがいます。
会場のボルテージは最高です。
かっこいいピアノのイントロから始まります。チャラ〜♪
そして歌が入ります。
しっとり曲が始まり、そして終わります。
その余韻のままかっこいいベースイントロが始まります。
そしてサビに入って会場は盛り上がる!
最後に全員でジャーンと決めて曲が終わる!
観客「わーーー!!!」
あなた「みなさんこんにちはー!○○です!」
こんなふうに具体的に曲のイメージを含めて考えるんです。
曲名だけでなく、曲がどんなふうに始まり、どんなふうに終わるかを考えます。
そうすると、どんな場面か想定しやすくなり、何を話せばいいかが明確になってきます。
もちろん個別にネタを考えておくことは重要です。
でも全体の流れが見えていないと、突然CDの宣伝をしてしまったり、苦し紛れに天気の話をしてしまったり、なんだか、いたたまれない感じになってしますよね。
まずはライブ全体の流れを考える!
これだけでMCのネタが考えやすく、どんなステージにしたいかイメージしやすくなりますよ!
Step2: MCの必要性も含めて考える
曲の流れも含めてMCを考えた結果「MC自体いらない」という選択肢も可能です。
私は今までに椎名林檎さんのライブを見に行ったことがあるんですが、最初から最後までほとんどMCをしていませんでした。
最初から最後まで「MCがない」ショーなんですね。
椎名林檎さんは最後に一言「今日はきてくれてありがとう」とボソッと言うからカッコイイんです。
つまり、ライブでMCは必ずやらなければいけないっていう訳ではないということですね。
ただMCをやらない場合は、そのライブの構成をしっかりと錬る必要があります。(もちろんMCをする場合も構成を考える必要がありますよ!)
Step3: MCのネタを考える
MCを含めた全体の流れができたら、今度はネタを考えます。
たとえば、初めてライブをやるのであれば、
- どういうきっかけでライブをやることになったか
- このバンドがどうやって結成したか
- 初めてライブをやってみた感想
このような話は必ずできますよね。
またライブまでの経緯や、人との縁を実体験を交えて話すと一気にMCの質があがります。
たとえば次のような表現です。
『このライブハウスはずっと前から出たくて、何度も何度もお願いして今日やっと叶いました』
『このライブハウスには友達のミュージシャンがいて、それがきっかけで出演させてもらえたんです』
『ブッキング担当の〇〇さんが何度も調整してくれて実現しました。ありがとうございます。感謝しています。』
のような感じです。
MCのネタは考えればいくらでも出てくるはず。
自分のことは絶対ネタはあるはずなので、話を深堀してエピソードを作っていきましょう!
まとめ
MCに困ったらまずは次のステップで考えてみましょう。
Step1:曲とMCを含めた全体の流れを考える
Step2: MCの必要性も含めて考える
Step3: MCのネタを考える
そうすると、MCがグダグダにならずに良いライブができるはず!
MCについては下記の記事でも詳しく解説しています。あわせてご覧ください。
あとは練習あるのみ!MCをしっかり練習して、ライブを一つのショーとして成功させましょう!