【開催レポート】2024.1.21メタバース路上ライブ特別編「きみと創る映画祭」

目次

メタバース路上ライブ2周年記念イベント

2024.1.21に開催されたメタバース路上ライブ特別編「きみと創る映画祭」たくさんお越しいただきありがとうございました。
clusterでは累計199名の方にお越しいただきました。

今回もこだわりポイントを振り返っていきたいと思います。
YouTubeにアーカイブがあるのでぜひご覧ください。

2周年なのでみんなと作りたかったイベント

メタバース路上ライブが始まったのは2022,1,23でした。
clusterのバーチャル渋谷から初めて毎日ライブをし続けたら、この時には800回を超えてたかな。(書いてる今はもっと増えています。)
こうやって続けられるのも、来てくれるみんながいるからです。
なので、いつも来てくれるみんなとイベントを作りたかった。
ちょうど年末から映画をよく見ていたこともあって、これまでの歴史を映画みたいにしたいな、ということで「きみと創る映画祭」というタイトルにしました。

ちょうどこの頃、スタッフをしてくれているくーさんが映画館ワールドを作られていたこともあって、ワールド制作はくーさんにお願いしました。
いわゆるライブって感じじゃなくて、映画館に見にきて一緒に歴史を体験してほしかった。
くーさんはギミックが得意なクリエイターなので、入るのにチケットを購入する(実際にお金はいらない)ギミックがあったり、ポップコーンが買えたりとなかなか面白いワールドになりました。

衣装は映画を見に行くちょっと軽めのスタイル

映画館だから衣装をどうしようかな〜と思ったのですが、私は映画って一人で見にいく派で、気軽に見に行ける、そんなゆるいファッションにしようとニットのふわっとしたカーディガンとチェックを合わせてみました。

安直なんだけど、なんか昔の映画ってトラッドな感じの服が多い気がして、そんな英国っぽい要素を取り入れつつラフな感じにしたいなと思って作ったのがこの衣装です。

ニットのロングカーデって好きなんですがリアルの世界だと1枚だとちょっと寒かったり、逆に暑かったりする。
なので1枚でも気にならないメタバースはとても嬉しいです。

毎度スタッフのみんなにはおんなじ衣装を配布してるんですが、スタッフのmacoさんがいい感じに改変してくれました。
ブーツの底をアレンジというおしゃれなアレンジ。
帽子も可愛い。
スタッフのみんなのアレンジも楽しみの一つです。

短期間でたくさん曲を書くというチャレンジ

前回のメタバース路上ライブ特別編が12.30。
そして映画祭が1.21で正直準備期間がものすごく短かったので、ワールドソングを募集する企画は今度にしようかなと思ったりしました。
いつも特別編は月末の日曜にやってるんだけど、今回は月末にTOKYO XR・メタバース&コンテンツビジネスワールドっていうイベントがあって、それに登壇するのでどうしてもこの日じゃなきゃいけなかった。
どうしようかと悩んだけど、私ならできる!と思い切ってやりました。
その結果6曲のワールドソングを制作しました。

ちなみにTOKYO XR・メタバース&コンテンツビジネスワールドではピッチイベント音楽部門で4位をいただきました。
詳細はこちらをご覧ください。

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ワールドソングを作るということ

ワールドソングを作ろうと思ったきっかけは、ワールドクリエイターさんが「ワールドを作っても忘れられてしまう」と言っていたのを聞いたのがきっかけでした。
私は以前から毎月曲を書くという自分の中の課題を作っていたのですが、メタバース路上ライブを始めた当初はコロナ禍で移動が制限され、正直書くネタがない笑
その時に出会ったのがメタバースだったので、「あ、そうか、ワールドの曲でも作るか」ということでワールドソングを書き始めました。

書いてみたら思いの外ワールドクリエイターさんやライブに来てくれるみんなも喜んでくれて曲を覚えてくれました。
意外かもしれないですが、ミュージシャンにとってオリジナル曲を覚えてもらえるってことはかなりレアなことなんです。
これはみんなにとってwin-win-winだな〜と感じたので、そこからずっとワールドソングを作っています。

そして今回は6曲の応募がありました。
実質募集をかけてからライブするまでの間、制作期間は20日もなかったかな。
なのでなかなか大変でしたが、たくさん曲を書く経験は自分ではなかなかできないことなので楽しい時間でした。

まさかの前回のメタバース路上ライブ特別編のワールド

最初の応募はKaeru_tapさんの推薦で、前回のメタバース路上ライブ特別編で作ってもらった「かまくらワールド」でした。
まさか特別編のワールドが推薦されるとは思ってなかったので、なんだかとても嬉しい気持ちになりました。

前回もブログで書きましたが、「かまくら雪祭り」は「静」をテーマにしたイベントです。
なので今回も「静」をイメージして、雪の中にどんどん体が沈んでいくような、そんなイメージで作りました。

ピアノの前に座ってリフをいろいろ考えて作ったかな。
タイトルはすぐに「なにもない」に決まったのを覚えています。

ちなみにかまくらのワールドは人気だったので一般公開してもらいました。

https://cluster.mu/w/c2d10e2e-44a1-40ac-8ee7-ce9b46408b83

シンプルさにこだわった「Steps」

スタッフのmacoさんから推薦のあったゆりなちゃんのワールド「ゆりにゃーお散歩ワールド
最初私はゆりなちゃんとは面識がなかったのですが、メタバース路上ライブで覚えた曲を演奏してくれていると聞いてびっくり。
拙作「わたしはねこ」を覚えてくれて歌ったりピアノを弾いてくれているとのことでした。

聞いてみるとゆりなちゃんは先天性ミオパチーという難病を抱えていて、うまく手が動かせないけど、それでも歌やピアノが大好きで練習しているということ。
なので、この曲はシンプルなコード進行でゆりなちゃんにも弾けるように作りました。
と言っても私が知っているのはメタバースのゆりなちゃんなので、あんまり病気だからどうのとかそういうのは考えてません。
大人でもピアノを始めるとか大変だからね。なので初心者でも弾きやすいコードで、ベースだけ弾いても曲が成り立つように作りました。

練習してくれてるみたい。すごいね!

ゲームサウンドにしたかった「サキヘススメ」

自薦の歩留マリさんのワールド、「サキヲメザセ
ワールドクラフトで作られたゲームワールドです。

今まで景色が綺麗なワールドはよく曲を書いてきたけど、ゲームワールドは初!
やっぱり圧倒的ゲームサウンドにしたかったので8bitの音源をゲットしました。

ワールドはすごく広くて迷路になってるんです。
一人では全くクリアできず、歩留マリさんに案内してもらいました。
マリさんとは別のイベントで繋がりがあったので、遊び心がある人だとは知っていました。
なのでこの曲も遊び心を加えたいと思って、ベタにマリオのサウンドオマージュを加えました。
普通のピアノで演奏するのと全然違った感じの曲になりました。

シティポップにしたかったfluffy

次はもへいじさんの自薦「マリトッツォのある世界
前にもお菓子の曲は作ったことがありますが、マリトッツォがきたかー!と思いました笑
このときほどマリトッツォを食べなかったことを後悔したことはありません。

お菓子だから安直だけど可愛いシティポップにしたかった。
イメージで言うと原田知世とか野宮真貴が歌いそうなイメージ。
メロディも刹那ポップに仕上がって気に入っています。

タイトルはふわふわを意味する「fluffy」
なんか語感が可愛くてつけましたが、マリトッツォはふわふわなんだろうか。そうであってくれ。
最初は「あるときないとき」ってタイトルにしようと思ったけど、関西生まれなのでどうしても551みたいになるのでやめました笑

アニソンの絵が見えた「ラピスラズリと踊って」

次はりのたんさん自薦のラピスラズリ
実はりのたんさんとは全く面識のなかったんです。
どうやらりのたんさんのお仲間が「こういう企画があるから応募してみたら?」と言ってくれたみたい。
こういうの応募するのってすごく勇気がいると思いますが、私としても繋がりのないところから応募してくれるのは嬉しい限りです。
うちわだけでやってるイベントと思われたくなかったので、りのたんさんが応募してくれることでみんなの曲を書いているのが伝わるようになりました。

このワールドはストーリーがあって、これを作るにあたってもとても勇気が必要だったそうです。
傷ついたり苦しいこともあるけど、それでも立ち向かっていく。
これはアニソンやー!!!
と安直な考えのもと、作っていったら完全に脳内にオープニングアニメーションが浮かびました笑
音楽的な話をするとところどころいい感じに転調したり、いろんな技が使えたのでとても満足していいます。
アニメの主題歌にしてくれないかなー笑

色気を出したかった「星詠み」

最後はスタッフの猫鈴さん推薦のmacoさんの「星たちと過ごす書斎
macoさんがスタッフに入ってくれたのは2023年の5月から。
macoさんもワールドをアップしているからワールドソングを作りたいなと思っていたので、ものすごいタイミングで猫鈴さんが応募してくれました。(ナイスプレイ)

macoさんはおセンシティブ担当、なんて言ってますが、かなりわがままボディなアバターを使っているので、ちょっとアダルトな曲にしようかと思っていました笑
でも星たちと過ごす書斎…これはどう転んでもアダルトにできない…いやそうするとむしろAVみたいになってしまう笑
そんなわけでちょっと色気を忍ばせたかった曲です。

コードはシンプルに、書斎でも聴きたくなるような静かな曲にしました。
やっぱり恋の歌っていいよね。
ちょうど星の写真をテーマにした「君と放課後インソムニア」と言う漫画にハマっているので、そこからもイメージが連想しやすかったかな。

演出にもひと工夫

もう曲を作るだけで手一杯だったんですが、せっかく映画祭なのに映画を流さなくてどうする、と思ったので気合いと根性で2周年動画を作りました。

今回は2周年にフィーチャーするために出店を募集しなかったので、演出にこだわらねば。

そんなわけで懐かしい写真を引っ張り出して動画を作りました。

そして各曲の演奏中にもワールドのサムネイルが表示できたらなと思っていたんですが、そこまで手が回らず、どうしようかと思っていたらスタッフの猫鈴さんが全部作ってくれました。
やっぱりどんなワールドかわかった方がいいもんね!本当にありがとう!

これからもメタバースを盛り上げたい

まぁそんなわけで毎日メタバース路上ライブ続けていたら800回を超え、ワールドソングも30曲を超えました。
割と自分は飽き性な人間ですが、ここまで続けてこられているのも応援してくれる皆さんのおかげです。
本当にありがとうございます。
毎日やっていく中で、まだまだ面白そうなことができるんじゃないかって思ってます。
なのでこれからももっともっとメタバースを盛り上げたい。特にclusterを盛り上げたい!

いろんなアイディアを毎回捻り出していくので、ぜひ今後とも応援してください!

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