【開催レポート】2023.12.30メタバース路上ライブ特別編「かまくら雪まつり」

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「かまくら雪まつり」ありがとうございました!

すっかり遅くなってしまいましたが、2023年最後のメタバース路上ライブ特別編、たくさんお越しいただきありがとうございました。

今回はメタバース会場に累計212名の方にお越しいただき、出店は15店舗、57アイテムの出品となりました。
YouTubeにアーカイブがありますので、逃した方もぜひご覧ください。

レポートでは今まで以上に、イベントへの思いやこだわったところをお伝えしたいと思います。

圧倒的な「静」にこだわるライブ

12月は私にとって「金曜日のメタバース」のテレビ出演やワンマンライブなど、本当にたくさんイベントがある月でした。
その月の最後、2023年最後のイベントとしてどんなイベントにしようかと考えたときに「静」というテーマが出てきました。

年末はほとんどの人が仕事を終えて休むとき。
イベントと言えば派手なものが多いですが、疲れた心を癒すイベントとして「かまくら雪まつり」が思い浮かびました。

これは雪国に住んだことがないとわからないんですが、雪ってすごく音を吸うんです。
「雪がしんしんと降り積もる」なんて言いますが、まさにそんな感じ。
だからかまくらの中でぼーっとしてもらいたいなと思ったのがこのイベント。
12月って大体のイベントがクリスマスで派手なので、それを避けたいという天邪鬼な気持ちもありました笑

雪とテーマが決まれば、あとはワールド。
制作はスタッフの春野桜花さんにお願いしました。
彼女は札幌に住んでいた(住んでたであってるよね?笑)この雪のイメージを作れるのはやっぱり桜花さんしかいないなと思いました。
完成したら思ったとおりで、雪の中に「静」を表現してくれました。

かまくらで出店の遊び心

今回の出店はかまくらの中でこたつの上で出店。
こたつや看板のデザインはお店によって違います。

これは然別湖でやっている氷のバーから思いついたものです。
現実世界では寒いから何時間も座ってられませんが、メタバースなら大丈夫。
札幌でかまくらの中でこたつを体験させてもらったこともあり、そんな出店にしてもらいました。

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こたつのデザインはオリジナルの方もいらっしゃいますが、スタッフに依頼の方は春野桜花さんがデザインしてくれました。
毎回クリエイターさんに合わせて作ってくれて感謝です。

私はほぼ毎回メタバース路上ライブ特別編では出店を募集しています。
clusterでアクセサリーやアイテムを販売している人は無料で出せます。
出店料やみかじめ料(笑)は一切取っていません。

クリエイターって何が一番難しいってやる気を維持することなんです。
このやる気ってのは「好き」だけじゃ続いていかなくて、やっぱり「商品売れる」のが一番いい。
自分自身もクリエイターなので、こうやってクリエイターさんの販売に少しでも繋がればいいなと思っています。

みんなたくさん売れたかな?
このライブのために商品を作ってくれる人もいてとても感謝です。

衣装はユキヒョウをイメージ

会場が「静」な感じなので、衣装は「動」にして、とびきりのハイブランドみたいな衣装にしようと思いました。
最初に思い浮かんだのがもこもこファーのカラフルジャケット。
でも私の技量不足でイマイチいい感じに仕上がらず。
そこで思いついたのが豹柄。
いわゆる豹柄にすると関西のおばちゃんっぽくなるので、今回は水色にしてみました。
そしたらお客さんから「ユキヒョウ」だね、と言われて「ぴったりだ!」と思ってそのまま拝借しました笑

衣装はスタッフにもお揃いのものを配布しています。
ちょっと小柄なアバターやおセンシティブなアバター(笑)もあるので、どのアバターにも合わせやすいアニマルブーツにしてみました。
これはリアルの世界ではなかなか履けないのでお気に入りです。

毎回説明しきれていないんですが、メタバース路上ライブ特別編の衣装は私がオリジナルで制作しています。
最初はBOOTHでいろんな衣装が売っているのでそれを使おうと思ったこともあったんですが、
思っている衣装と少し違うものがあったり、あと権利関係でいろいろ揉めたりするのが面倒だったので、自分で作ることにしました。

私はばあちゃんが小さい頃から服を作ってくれていて、そのデザインをやっていたんです。
デザインって言ってもこんなワンピースが欲しい、とかそんな感じでイラストを描いていただけですが。
ばあちゃんに洋裁を教えてもらったけど、ばあちゃんの教え方が下手すぎたのと(バーってやったらしまいや!笑)私がきっちり測ったりするのが苦手なので断念しました笑
なのでメタバースでこうやって服が作れるのは結構嬉しいです。

音作りにも遊びを

メタバース路上ライブ特別編ではいつもの路上ライブと差別化するために打ち込みのドラムを作ったりしますが、今回はテーマが「静」ということもあり、あえてドラムを入れるのはやめました。

その代わりピアノにシンセサイザーを重ねてちょっと雰囲気を出したり、重ね方にも工夫をしました。
まぁこの辺は普通に聞いてるとわかんないんだけど、ミュージシャンのこだわりです笑

「静」と「動」の新曲たち

今回はテーマが「静」ということがあって、静かな曲は作ろうと思ってたんですが、それだけだと終始眠くなってしまうので、ちょっと動きのある曲が作りたいなと思いました。
なので今回の新曲はKaeru_tapさんのワールド「ジュゴンの箱海」とLindaさんの「Linda’s天空観覧車」のワールド制作にすることにしました。

リフから作った「Hakoumi」

冬なのに海の曲なの?って思ったかもしれませんが、なんだか「箱海」という言葉が気に入りました。
箱庭からの造語みたいですが、一つの区切られた空間で季節が移ろう感じがして。

なので季節を感じないようなイメージと雪が降るイメージのリフから作りました。
全体的にもあんまり盛り上がりすぎることが内容なイメージで。

割とサクッとかけた曲な気がします。

「静」な中の「動」を出したかった「まわれ」

私の曲に「まわる、まわる」という曲があって、それとタイトルが若干被ってしまうんですが、今回は「まわれ」にしました。

観覧車って小さい頃憧れてたけど、大人になると乗る機会が減ってしまって。
でもそんなエモさを伝えたいなと思って作った曲です。
曲のカラーはワールド内の濃紺のような紫のような空のイメージです。

これは最初のコード進行から作ったかな。
変わらないけど少し変わるようなイメージでトップノートをあまり動かさないで作ったら歌っているうちにリフができました笑

まぁそんなわけでコラムっぽくしてみました

ちょっと時間に余裕ができたので、コラムっぽく紹介してみました。

普段はしゃべってると伝えきれないこともあるので、こんなふうにライブのこだわりをしっかり伝えられるようにしたいと思います。

毎回新曲を作ったり、アレンジを作るのは大変ですが、それでもみんなが毎回楽しいと思えるライブをしたい。

次回も楽しみにしててね。

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